太陽の未来はどうなるの?
私たちを照らす太陽にも、長い一生があります。
主系列星時代の太陽の寿命は、約100億年と言われています。
現在、寿命の約半分が経過しています。今から50億年後の太陽はどうなるのでしょうか?
太陽が迎える新たな姿 赤色巨星への変化

太陽は、中心で水素をせっせと核融合させてエネルギーを生み出しています。
でも、ずっと働き続けるうちに中心部の水素はだんだん尽きて、ヘリウムだけが中心に残る状態になります。
水素核融合が止まると、重力に押されて中心がぎゅっと縮み、とても熱くて高密度なコアになります。
その高温に刺激されて、中心のまわりの「水素の外層」が再び核融合を始めます。
こうして発生した強いエネルギーが星の外側を押し広げ、太陽はやがて赤く大きな『赤色巨星』にふくらむのです。
そして、数十億年後には、太陽は地球の軌道に迫るほどの大きな赤色巨星になると考えられています。
実際に地球が飲み込まれるのか、それともぎりぎりで逃れるのか。
それはまだ研究者たちのあいだでも議論が続いています。
ですが、それは遥か遠い未来の出来事。
今この瞬間も、太陽は静かに私たちの毎日を照らし続けてくれています。
参考文献
・Wikipedia「赤色巨星」
・Wikipedia「地球の未来」
お嬢さまとルミリィの星語り

太陽の50億年後の壮大なストーリーなの!とっても大きな赤い星になるの〜。

ルミリィ、未来の太陽のお話、とても心に響いたわ。怖いというより、静かな旅路のように感じるの。

うんうん、そうなの〜!それはね、星の自然なサイクルの一部なの〜。桜が満開になって散るように、太陽も満開の季節を迎えるの〜✨!

今日の夕焼けを見ていると…その未来へと続く時間も、少しせつなくて、愛おしく感じるの。

お嬢さまの心に、今日の太陽のやさしい光が、ちゃんと届いているの〜☀️
くものおともだち

ルミリィのくものおともだちを紹介するの〜!

No.001 積乱雲(せきらんうん)
☁️もくもくと大きく育つけれど、長くはいられない雲さん。
1〜2時間くらいで空から消えちゃうの。
☁️夏の代名詞!青空にもこもこした山のように現れて、迫力満点なの!!
☁️「☁️ 「入道雲(にゅうどうぐも)」とも呼ばれていて、これは力こぶのある大きな坊主頭のお坊さんをイメージした名前なんだって。
参考
・Wikipedia「積乱雲」
積乱雲の特徴
☁️積乱雲の高さは10〜15km以上に育つこともあるの。
旅客機の高度と同じくらい、またはそれ以上に大きくなるから、飛行機は避けて飛ぶんだよ☁️⚡
☁️大雨や雷、突風をもたらすこともあるので「夏の空の要注意おともだち」でもあるの!
☁️夏の暑さを栄養にして、ぐんぐん成長するパワフルな雲さんなの。
参考サイト
気象庁 積乱雲って どんな雲?

夏の空を見上げる時は、積乱雲ちゃんを探してみてね〜☁️

ノアリスのお気に入り

夜空のかけらを宿したようなギベオン隕石のピアス。
約4億年前、遥か宇宙から地球へと降りそそいだ鉄隕石で、結晶模様「ウィドマンシュテッテン構造」が特徴的です。
「ウィドマンシュテッテン構造」は、鉄とニッケルが気の遠くなるほどゆっくりと冷えることでしか生まれない模様。
地球上では決して再現できない、宇宙だけが描けるアートなのです。
そしてギベオン隕石は、「宇宙と関わりのある人のもとへやって来る」とも言われています。
耳元でそっと輝くたび、宇宙とのつながりを感じ、自分らしく歩む小さな勇気を与えてくれる。
これは、ノアリスの大切なお守りピアスです。
このピアスは、ノアリスのROOMにも飾ってあります。
よかったら、「夜空のかけら」をのぞいてみてくださいね🩵
🌠 ※このページにはアフィリエイトリンクを含みます。
ご紹介しているのは、ノアリスが実際に使っているお気に入りのアイテムです。
参考
・Wikipedia 「ギベオン隕石」
次回予告:赤色巨星のその先へ
星空コラム第4回目のテーマは、「白色矮星」(はくしょくわいせい)です。
太陽が赤色巨星となり、外層を宇宙へと手放す時、美しい惑星状星雲が広がります。
そして、その中心には静かな残光が……⭐️
夜空にやさしく灯る、白色矮星の輝きを、一緒に見上げてみませんか?
次回の星空コラムも、どうぞお楽しみに!

親愛なるスターゲイザーさん。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
また次回も、ここでお会いできますように⭐️


