スキッチPP1を集合住宅で使用する際の振動対策について

刺繍ミシンを集合住宅で使うにあたって、私が一番気を使うのが振動音です。
スキッチPP1は小型の刺繍専用マシンですが、刺繍中はユニットが刺繍枠と一緒に細かく動きます。そのため、机や床に振動が伝わることがあります。
本体は約7kgあり、刺繍中は一定時間動き続けるため、集合住宅にお住まいの方は、ある程度の防振対策をしておいたほうが安心だと感じました。
今回は、私が実際に試しているスキッチPP1の防振対策と、使用しているグッズをご紹介します。
完全な防音・防振を保証するものではありませんが、集合住宅で少しでも安心して刺繍ミシンを使うための、ひとつの実例として読んでいただければうれしいです。
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私が普段使っている刺繍専用ミシン「スキッチPP1」はこちらです。
コンパクトで扱いやすく、既製品のバッグなどにも直接刺繍しやすいところが気に入っています。
私が試している防振マット構成
床に極厚トレーニングマットを2枚重ねる

まず床には、極厚のトレーニングマットを2枚重ねて敷いています。
私のイメージとしては、振動が階下に伝わる前に受け止める「砦」のような役割です。
刺繍ミシンを動かすと、本体だけでなく机にも細かな振動が伝わります。
机が揺れると、その振動は机の脚から床へ伝わりやすくなります。
そのため、机の脚が直接床に触れないようにすることが大切だと感じました。
振動を少しでもやわらげてくれる素材を探してたどり着いたのが、トレーニング用のマットです。
私は厚さ2.5cmのマットを2枚重ねて、合計約5cmの厚みにして使っています。
愛用しているマットはこちらです。
50mm厚の商品もありますが、かなり重さがあるため、一人で持ち運んだり設置したりするのは大変だと思います。
とくに腕力に自信がない方は、25mm厚を必要枚数だけ組み合わせるほうが扱いやすいです。
私は25mm厚を選び、机の幅に合わせて2枚並べたものを2段に重ね、合計4枚使用しています。
とても頑丈で頼りになる一方、マットの角は硬めです。
うっかり小指をぶつけると、かなり痛いです🥺
本来はトレーニング用の商品を家庭内で使用しているため、私は靴下やスリッパを履き、足元に気をつけながら使っています。
小さなお子さまがいるご家庭では、ぶつかったり、マットの段差につまずいたりしないよう、設置場所に十分ご注意ください。
こたつデスクを置く

トレーニングマットを机の下全体に敷いた上に、こたつデスクを設置しました。
刺繍ミシンを使うと、本体だけでなく机にも細かな振動が伝わります。
そのため、あまり軽すぎるデスクよりも、ある程度の重みがあり、脚がしっかりしているデスクのほうが安定しやすいと感じました。
私の場合は、低めのこたつデスクを使っています。
高さのある机よりも重心が低く、作業中の揺れが気になりにくいところがよかったです。
ただし、デスクの安定感は素材や脚の形、床との相性によっても変わると思います。
実際に使う前に、本体を置いた状態でぐらつきがないか確認しておくと安心です。
愛用しているこたつデスクはこちらです。
一人用の90×50cmサイズで、普段はお茶をしたり、ご飯を食べたりするのにもちょうどいい大きさです。脚は折りたためるタイプです。
天板の色は4色展開で、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
こたつ布団はまだ購入していませんが、この冬に用意する予定です。
布団を挟むことで振動の伝わり方や安定感がどう変わるのか、実際に使ってみて改めてレビューしたいと思います。
私は刺繍ミシン用の作業台としてそのまま出しっぱなしにしていますが、必要に応じて折りたたんで収納できる点も便利ですね☺️
天板にウレタンマットを敷く

こたつデスクの天板に直接スキッチPP1を置いて刺繍してみると、ガタガタという細かな音が気になりました。
そこで試してみたのが、もともと長椅子に敷いていたウレタンマットです。
ウレタンマットを天板の上に敷くことで、硬いもの同士が直接触れることで出る音を、ある程度やわらげられたように感じました。
また、ミシン本体の振動が机の天板にそのまま伝わりにくくなるので、作業中の音が少しマイルドになった印象があります。
愛用しているウレタンマットはこちらです。
もともとは、ダイニングテーブルの長椅子用として購入したものを使っています。
サイズを細かくカスタマイズでき、カバーの種類も豊富です。
座り心地がよく柔らかめのため、刺繍ミシンの振動対策だけを目的に購入する場合は、市販のもう少し硬めのマットのほうが安定しやすいかもしれません。
私はこの上に硬めの防振ゴムマットを重ねて、安定感を補っています。ご参考までに☺️
本体の4隅に15mm厚の防振・防音ゴムマットを挟む

ウレタンマットを敷くことで、天板に直接響くガタガタ音はやわらいだように感じました。
ただ、ウレタンマットだけだと少し柔らかさがあるため、スキッチPP1を置いたときに多少のぐらつきが気になりました。
そこで、ミシン本体の4隅に硬めの防振・防音ゴムマットを挟んでいます。
防振・防音ゴムマットは、ウレタンマットよりもしっかりしているため、本体を支えながら振動も受け止めてくれるような感覚があります。
私の場合は、スキッチPP1の足元に近い位置へ4つ配置して、本体がなるべく水平になるように調整しています。
防振対策として柔らかい素材を重ねるだけだと、かえって本体が不安定になることがあります。
そのため、最後に硬めの防振・防音ゴムマットで支えることで、振動対策と安定感のバランスを取るようにしています。
愛用している防振・防音ゴムマットはこちらです。
私は15×15cmの4枚セットを使用し、スキッチPP1の足元に合わせて配置しています。
ただし、4枚ではミシンの底面全体を覆うことはできません。
より広い範囲を支えたい場合は、6枚セットも選択肢になりそうです。
私は6枚での使用を試していないため、安定感や振動の違いについては未検証です。
実際にやってみて感じたメリット

一コマから着想を得た方式です🤣
ジュラシックチェック🦖と勝手に呼んでます。
何も対策をしない状態に比べると、私の環境では床に伝わる振動がかなり減ったように感じました。
そのおかげで、以前よりも安心してスキッチPP1を使えるようになりました。
振動の伝わり方を確認するために、トレーニングマットの上に水を入れたグラスを置いて、スキッチPP1を動かしてみたことがあります。
確認した範囲では、刺繍中に水面が大きく揺れることはありませんでした。
また、床に寝転んで振動が伝わっていないか確認したこともあります。
ただし、これはあくまで私の部屋での確認です。
建物の構造や床材、机の種類によって音や振動の伝わり方は変わると思います。
そのため、防振対策をしたうえで、刺繍ミシンを使う時間帯にも気をつけています。
私の場合は、だいたい日中の11時から15時くらいまでの、生活音や外の音が比較的ある時間帯に使うようにしています。
なお、水を入れたグラスでの確認は短時間だけ行ったものです。
実際の作業中は、ミシンの近くに水分を置かないようにしています。
やってみて気づいた注意点

実際にこの防振対策を続けてみて感じたデメリットは、準備が少し面倒です🥺
とくにトレーニングマットはかなり重いです。
私が愛用しているトレーニングマットは頑丈で頼りになる反面、動かすのに少し力がいります。
また、ゴムチップの細かなクズが落ちることがあるので、設置や片付けのあとに掃除も必要です。
防振対策のフォーメーションをセットするのに、私の場合はだいたい10分ほどかかります。
そのため、刺繍ミシンを使う日は、事前にアイロンを済ませたり、刺繍の図案を作っておいたり、接着芯を布に貼っておいたりして、なるべく「あとは縫うだけ」の状態にしてから始めるようにしています。
刺繍ミシンは自動で刺繍してくれる便利な機械ですが、実際には糸替えや布のセット、刺繍中の見守りなど、気を使う作業もあります。
だからこそ、準備に時間を取られすぎないように、自分が無理なく続けられる形を探していくことも大切だと感じました。
防振対策に正解はひとつではないと思うので、これからも自分の環境に合った心地よいやり方を模索していきたいです。
これから防振対策する人におすすめの順番
- まず本体の下に防振マット
- 机が揺れるなら天板側にもマット
- 床への響きが気になるならトレーニングマット
- さらに気になる場合は、床側に厚めのカーペットやマットを追加する
- 防振対策とあわせて、作業する時間帯にも気をつける
いきなりすべてのグッズをそろえる必要はないと思います。
まずは本体の足元から対策してみて、机の揺れや床への響きが気になる場合に、少しずつ対策を足していくのがおすすめです☺️
スキッチPP1は手軽だけど、振動対策するともっと安心して使える
スキッチPP1はコンパクトで気軽に刺繍できるところが魅力ですが、集合住宅で使う場合は振動対策をしておくと安心感がかなり変わります。
私の場合は、床・机・本体足元の3か所で対策することで、以前より落ち着いて刺繍できるようになりました。
完全な防音・防振ではありませんが、これからスキッチPP1を家で使いたい方の参考になればうれしいです。
今回使用した防振対策グッズ
今回紹介した防振グッズは、すべて私が楽天市場で購入し、実際に使用しているものです。
- 25mm厚のトレーニングマット
- 一人用こたつデスク
- サイズをカスタマイズできるウレタンマット
- 15mm厚の防振・防音ゴムマット
各商品の詳細と購入先は、それぞれの項目内で紹介しています。
次回のお知らせ

次回は、ブラザーのアプリ「Artspira(アートスピラ)」を使って刺繍図案を作り、実際にスキッチPP1で刺繍してみた様子を紹介する予定です。
アプリの画像変換で作成した図案がどんなふうに刺繍になるのか、準備から完成までの流れを記録していきます。
今回の防振対策をした環境で、実際にスキッチPP1を動かしている様子も紹介できたらと思います。
刺繍ミシンがあると、日々の暮らしに寄り添う小さな作品を作ることができます。
家の中や持ち物に、自分で作った刺繍作品が少しずつ増えていくのは、とても楽しい時間です。
刺繍ミシン初心者の試行錯誤の様子を、これからも少しずつ記録していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
またここでお会いできますように⭐️

